塵表閣より<徒歩約35分>
雪景色の温泉につかる姿が何とも愛らしいサル達で知られる「地獄谷野猿公苑」は、長野県北部の志賀高原のふもと「山ノ内町」にございます。
人里離れた山奥でありながら、愛らしい”スノーモンキー”の姿を一目見ようと世界中の観光客が訪れ一年中賑わっております。
四季折々の豊かな自然も満喫しながら、自然に近い野生の猿たちをこれほど間近で観察できる公苑はここだけではないでしょうか。
<地獄谷野猿公苑へのアクセス>
-
北陸新幹線
東京駅——長野駅
<約1時間20分> -
中央線特急
名古屋駅—-長野駅
<約2時間50分> -
上越新幹線/北陸新幹線
新潟駅——長野駅
<約2時間> -
北陸新幹線
金沢駅——長野駅
<約1時間5分> -
長野駅 → 長野電鉄特急「ゆけむり/スノーモンキー」 → 湯田中駅 <約50分> →
バス乗車〜バス停「スノーモンキーパーク」<約15分> → 徒歩 <約35分> -
塵表閣より<徒歩約35分>
当館より山側へすぐの場所に「地獄谷野猿公苑専用駐車場」があります。
「山ノ内町上林温泉」が、地獄谷野猿公苑へ一番近い宿泊施設となります。

<地獄谷野猿公苑 誕生秘話>
自然豊かな周辺の山々(志賀高原)を人間が切り開き始めると、以前から生息していた多くのニホンザル達が生息地を追われ、人の畑を荒らすなどのトラブルが起こり始めました。
サル駆除の動きが強まる中、初代野猿公苑長は趣味の山歩きで遭遇したニホンザルの群れに一瞬で魅了され、サル達の保護と共存のために「観光資源活用、農作物被害の未然防止」を目的として1964年に公苑が設立されたそうです。

公苑で餌付けをする事で、夜は山へ帰り、夜が明けると公苑にやってくる「公苑を起点とした野生の生活」へと、サルたちの動きをコントロールしています。
公苑を人里から離れた場所にすることは、「サルたちを人里に近寄らせない=人々とトラブルを起こさせない」ようにし、サルたちを保護し共存する為の秘訣なのです。
公苑を訪れるサルたちが人間の住むエリアを知らないことで、今も変わらず「野生の生活」を続けられているのです。

<地獄谷野猿公苑までの道>
古くから大切にされてきた山道は、一部坂があるものの平坦な道のりで小さな子供でも歩けます。
側面が崖や川といった場所もあり、雨でのぬかるみや、秋の落ち葉、冬の残雪や凍結など足元が悪く歩きにくい場合が多々あります。季節に関係なくヒールやサンダルは避け、歩きやすい靴にしましょう。
道中は坂、段差、階段がありますので、「車いす/ベビーカー/カート」はご使用できません。
また、サル達を刺激しないよう「ペット」は連れて行かれませんので、ご注意下さい。

<地獄谷野猿公苑へ入苑>

春先は出産ラッシュ。赤ちゃんサル達は本当に可愛いので、ついつい追いかけたり、近寄り過ぎないように気を付けてください。母サルに威嚇されないように気を付けてくださいね。子を思う気持ちは、人も動物も同じですね。
温泉にたどり着くと、温泉の周りに集まるサル達のリラックスした姿を見せてくれます。気温が高い日など、その日のサルの気分次第で温泉に入らない日もあります。



<地獄谷野猿公苑に行くために知っておくこと>
- 食べ物を見せない、与えない
- サルに触らない、脅かさない
- 目をじっと見ない
- 近づきすぎず、なるべく離れてみる
- 特殊な撮影(ドローン、自撮り棒、水中撮影)は行わない
- 温泉に入るのは寒い時期(冬季)のみ。それ以外はほぼ入りません。まれに子ザルが遊ぶ程度です。

<地獄谷野猿公苑 スタッフさんおすすめ>
あまり知られていない春(4〜5月)は出産ラッシュ時期であることと、山道も歩きやすいのが理由だそう。
新緑が美しい風景を眺めることができ、かわいい赤ちゃんザルを沢山見ることができます。


<情報>
-
地獄谷野猿公苑
(じごくだにやえんこうえん) -
公式サイトはこちら
-
所在地
〒381-0401 長野県下高井郡山ノ内町平穏6845
Googleマップで見る -
TEL
-
FAX
-
メール
-
営業時間
〇夏季(4月ごろ〜10月ごろ)
開苑時間8:30ごろ 閉苑時間17:00ごろ
〇冬季(11月ごろ〜3月ごろ)
開苑時間9:00ごろ 閉苑時間16:00ごろ -
入苑料金
大人(18歳以上) 800円
こども(小学生〜高校生) 400円
☆団体(20人以上)割、年間パスポートもございます
※2023年8月時点での金額となります -
塵表閣より<徒歩約35分>
当館より山側へすぐの場所に「地獄谷野猿公苑専用駐車場」があります。
「山ノ内町上林温泉」が、地獄谷野猿公苑へ一番近い宿泊施設となります。
地獄谷野猿公苑へお越しの際は、四季折々の自然が楽しめる上林温泉の塵表閣へぜひお越しください。